Windows 8.1で変更されたコントロールパネル  七

tidanoblog

2014年08月19日 16:21



 最後に「プログラムと機能」から呼び出す「Windowsの機能」の相違点を紹介する。Windows 8.1プレビューと同じく「レガシーコンポーネント」と言うカテゴリが新設され、「DirectPlav」が加わっている。そもそもDirectPlavはDirectXを構成するコンポーネントの1つだが、DirectX s以降は更新されておらず、レガシー(枯れた)に分類されたのだろう。

 また、新たに加わった「SMB 1.0/CIFSファイル共打のサポート」は、SMB(Seller Message Block)はWindows XP時代のファイルやプリンターの共有で使われてきたプロトコルに対応するためのコンポーネントである。既にWindows VistaはSMB 2.0を実装し、Windows 7やWindows Server 2008 R2でSMB 2.1を実装。Windows 8およびWindows Server 2012ではSMB 3.0に更新されているため、本来は不要なはずだが、Windows 8からアッブデートインストールしたWindows 8.1 プロダクトキー マシンに関しては有効になっていた。これはWindows XPやLinuxのSamba(サンバ)を実装するNAS(ネットワークアタッチトストレージ)との互換性を維持するためのものだろう(図163)。

図163:「レガシーコンポーネント」「SMB 1.0/CIFSファイル共有のサポート」が加わった「Windowsの機能」





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